グレープシティは、ExcelやAccessといったOffice製品と、Salesforceなどのクラウドサービスをノンプログラミングで接続できる「CDataシリーズ」の新製品を、5月11日に発売した。
「CDataシリーズ」は、Salesforceなどのクラウドサービス上のデータのExcelでの直接利用や、汎用的なデータ接続方法での簡単な接続を、プログラミングなしで可能にするデータ接続ツール。Web APIによるコーディングが不要で、クラウドサービスと簡単にデータ接続できるので、業務部門のユーザーやシステム開発企業まで、幅広いビジネスシーンで使える。
具体的な使用例としては、Salesforceで管理している商談データのExcelシートでの表示・分析や、ExcelからSalesforce上の商談ステータスの変更などを実現する。
新製品のラインアップは、Facebook上のデータと接続できる「Excel Add-In for Facebook 2015J」「ODBC Driver for Facebook 2015J」「JDBC Driver for Facebook 2015J」「ADO.NET Provider for Facebook 2015J」と、Excelシート上のデータと接続可能な「JDBC Driver for Excel 2015J」「ADO.NET Provider for Excel 2015J」を用意している。
なお、システム開発企業での利用向けに、ADO.NET Providerによって複数のサービスとの接続が可能なサブスクリプション形式のライセンス「ADO.NET Providerサブスクリプション」も新たに提供する。
1ライセンス価格は、「Excel Add-In for Facebook 2015J」が1マシンあたり10800円、「ODBC Driver for Facebook 2015J」が18360円~、「JDBC Driver for Facebook 2015J」が45360円~、「ADO.NET Provider for Facebook 2015J」が72360円、「JDBC Driver for Excel 2015J」が54000円~、「ADO.NET Provider for Excel 2015J」が90720円~。
「ADO.NET Providerサブスクリプション」は、年間252720円で、この価格にはサポート料金も含まれる。
【関連リンク】
・グレープシティ
・「CDataシリーズ」
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