「IBM Bluemix Challenge 2015」に向けて、Bluemixで実現できるユニークなアプリや、特長、注目のサービスについて、日本アイ・ビー・エム クラウド・ソフトウェア事業部 Bluemixエバンジェリストの木村桂氏にお聞きしました。
木村氏は、「IBM Bluemix Challenge 2015」に向けて次のようにコメントしています。
「昨年はコンテストを開催した時点で、Bluemixそのものが成熟しておらず、Watsonなどの新しいサービスもありませんでした。どちらかというとオンプレミスで動いていたアプリケーションをBluemixで作り直したものが多かったという印象です。
今年はWatson、ビッグデータ、IoTなど新しいサービスも増えたので、ビジネスになるかどうかにこだわらず、自由な発想で、今までにはないアイデアをBluemix上で可能な限り形にしてほしいと思っています。ぜひ新しいことにチャレンジしてください」
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応募期間
- 一般部門:2015年5月19日(火)~7月24日(金)
- 学生部門:2015年5月19日(火)~8月20日(木)
表彰式
2015年9月上旬
参加費
無料(事前登録制)
主催
日本アイ・ビー・エム株式会社
各賞
一般部門
- 最優秀賞(1名) 副賞:米国IBM Watson研究所ご招待
- 優秀賞(2名) 副賞:米国IBM Watson研究所ご招待
- IoT賞(1名) 副賞:Oculus Rift
- Watson賞(1名) 副賞:米国 Watson 研究所ご招待
- Bluemix賞(1名) 副賞:Lenovo 8インチ タブレット
- サービスメガ盛り賞(1名) 副賞:リコー全天球カメラ Theta
- IB笑ム(お笑い)賞(1名) 副賞:受賞者発表時に公開
学生部門
- 最優秀賞(1名) 副賞:米国IBM Watson研究所ご招待
- 優秀賞(9名) 副賞:米国IBM Watson研究所ご招待
「10億ドルを生むアイデア」実現のために「開発に専念できる環境」を提供
Bluemixは、「next billion-dollar idea(将来10億ドルを生むアイデア)」を実現したいお客様を支援するために、IBMが提供するPaaS(Platform as a Service)です。
例えば、今までにはない新しいデバイスのニュースを見て、「そのデバイスを使えばすごいアプリができる」とアイデアがひらめいたとします。しかし、設計、実装、テストを経て半年後にリリースしたときには、そのアイデアの価値は半減しているかもしれません。同じニュースを見て似たアイデアを持った人がすでにアプリをリリースしていた、半年経ってそのデバイスのインパクトが薄れた、といったことがあるかもしれないからです。
Bluemixは、10億ドルを生むアイデアを、その価値を失わせずに実現するために、開発者が「開発に専念できる環境」を提供します。
プログラマならプログラミングだけに専念できることが理想ですが、現実にはなかなかそうはいきません。実行環境やバックエンドサービスのセットアップ、アプリとの連携や設定など、開発環境の準備に時間や手間がかかってしまうことがあります。また、使い慣れた開発言語やツールを使えなかったり、独自仕様のインフラに縛られたりといった問題もよく耳にします。Bluemixを使えば、こういった問題に煩わされずに開発に専念でき、開発期間の短縮が可能になります。
Bluemixは、Cloud FoundryというオープンソースのPaaSをベースに開発されました。Cloud Foundryの機能に加え、多くの拡張機能を備えており、迅速なアプリ開発を可能にするためにランタイム、サービス、ボイラープレートなどを提供しています。