米Facebookは、UI作成用JavaScriptライブラリReact開発ツールの、最初の安定版を9月2日(現地時間)に公開した。
React開発ツールは、かねてよりベータ版として公開していたもので、最初の安定版はバージョン0.14だが、それ以前のバージョンからは完全に書き直されており、開発チームは「実質的にバージョン2.0以上のリリース」と述べている。
おもな新機能としては、Reactのすべての機能を組み込んだほか、Firefoxのサポートや、コンポーネントインスタンスの選択によるコンソールでの$rの実行、コンポーネントツリーにおけるより詳細なプロパティ表示、ノードの右クリックによるソースパネルのrenderメソッドへの移動、プロパティやステート値の右クリックによるコンソールでの$tmpの実行、Reactの完全なネイティブサポートを追加した。
React開発ツール(React Developer Tools)は、Chrome Web Store、またはFirefoxのMozilla Add-onsからダウンロードできる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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