オープンソースのJavaScript自動化ツール「Grunt」開発チームは、最新版となる「Grunt 1.0.0」を、4月4日(現地時間)にリリースした。
「Grunt」は、JavaScriptで記述したタスクを実行し、Web開発におけるさまざまな作業を自動化できるツール。
最新の「Grunt 1.0.0」では、複数回の呼び出しによる非同期コールバックを発生しないようにするとともに、冗長なヘッダの削除や、globのバージョン7.0.xへのアップデート、BOMのstrip codeにおける重複の削除、cliの1.2.0以降へのアップデート、インストールの確実性の向上といった変更を行っている。
なお、「Grunt 1.0.0」は「Node.js 0.8」をサポートしていない。また、package.jsonにおけるpeerDependenciesセクションに「grunt」を含むプラグインを使っている場合は、「"grunt": ">=0.4.0"」タグの使用を推奨する。また、プラグインインストール時にnpm v2ユーザーでは深刻なエラーが発生し、npm v3ユーザーでも警告が表示される。
このほか、「Grunt 1.0.0 rc1」からも、coffee-scriptやnoptのアップデートなど、数多くの変更が加えられている。
【関連リンク】
・Grunt(英語)
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