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顧客と開発者の生産性を格段に向上させる、業務システムの画面UI(AD)

高解像度ディスプレイにも対応! 画面レイアウト自在のPlusPakでひとつ上のフォームを作ろう

顧客と開発者の生産性を格段に向上させる、業務システムの画面UI 第3回

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 前回の「JPAddressを用いて、さらに優れた住所入力フォームを作成しよう」ではJPAddressとPlusPakを組み合わせて、郵便バーコードを活用する方法を紹介しました。PlusPakによりJPAddressの機能がさらに向上しましたが、今回はPlusPakに焦点をあてて、文字通りアプリケーションの価値をプラスする事例を紹介していきます。

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サンプルファイル

 本記事にアップロードしているサンプルファイルは、GitHubでも公開しています。

今回紹介するコンポーネント

 本記事では主にPlusPakについて解説しますが、組み合わせの例としてその他のコンポーネントについても言及しますので、以下にそれらの概要も紹介します。

PlusPak

 PlusPakは、グレープシティ社の提供するレイアウトやUI作成、バーコードやPDFのデータ出力を支援するコンポーネントです。

 画面のリサイズやレイアウト、タブコントロール、カレンダーなど業務アプリケーションの機能を拡張するコンポーネントを、同社のその他コンポーネントや、.NET標準のコントロールと組み合わせることで機能追加、使いやすさを実現します。

MultiRow

 MultiRowは、複雑な構成や複数行のフォームを簡単に作成できるコンポーネントです。そのため、入力項目や情報量が多い場合に、MultiRowを使用するケースが多いでしょう。そのような場合に、PlusPakのリサイズ機能による画面に合わせた項目表示の調整が効果的に作用します。

対象読者

 Visual Studioを利用してアプリケーションを作成した経験がある、またはC#、Visual Basicなどの.NET系言語での開発経験がある方。

必要な環境

 PlusPak for Windows Forms 8.0J およびその他コンポーネントを利用するには以下の環境が必要となります。

  • Visual Studio 2010/2012/2013/2015 日本語版
  • .NET Framework 3.5 SP1/3.5 Client Profile/4/4 Client Profile/4.5/4.5.1/4.5.2/4.6/4.6.1

 本記事はVisual Studio 2015 Enterprise、.NET Framework 4.6環境で画像キャプチャーの取得、動作検証を行っております。

コンポーネントの導入

 PlusPakおよびMultiRowの導入については過去の記事「JPAddressを用いて、さらに優れた住所入力フォームを作成しよう」を参照ください。

コントロールの追加

 利用したいコントロールがツールボックスに表示されていない場合の追加方法を紹介します。

 今回のように別途インストールした製品のコントロールは、以下に紹介するような追加の作業が必要な場合があります。

 Visual Studioの上部メニューから「ツール」→「ツールボックスアイテムの選択」をクリックします。

ツールボックスアイテムの選択
ツールボックスアイテムの選択

 「.NET Framework コンポーネント」タブを選択し、必要なコントロールにチェックを入れ、右下の「OK」ボタンをクリックすることでツールボックスにコントロールが追加されます。

 今回はGcResizeコントロールにチェックを入れて追加します。

追加するコントロールを選択する
追加するコントロールを選択する
GcResizeが追加された
GcResizeが追加された

次のページ
画面解像度の異なる端末での運用をサポートする(1)

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この記事の著者

西村 誠(ニシムラ マコト)

 Microsoft MVP Windows Platform Development。 Flash、PHPの開発経験もあり国産ECサイト構築フレームワーク「EC-CUBE」の公式エバンジェリストでもある。 ブログ:眠るシーラカンスと水底のプログラマー 著書:基礎から学ぶ Windowsストアアプリ開発

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/9667 2016/10/14 17:11

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