日本OpenStackユーザ会のOpenStack Days Tokyo 2017実行委員会は、OpenStack専門カンファレンス「OpenStack Days Tokyo 2017」を、7月20日~21日に虎の門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。
「OpenStack Days Tokyo」は、今回で5回目を迎え、「オープン×コラボレーション」をテーマにコンテナテクノロジーコミュニティ(Docker、Kubernetes)、運用自動化コミュニティ(Ansible、Chef、Puppet、Jupyter)、OPNFV(Open Platform for Network Functions Virtualization)、Cloud Foundry Foundation、フォグコンピューティングのOpenFog Consortiumなど、OpenStackに関連する技術の団体、コミュニティと連携し、プログラムコンテンツを充実させている。
7月20日の基調講演には、OpenStack FoundationのCOOであるMark Collier氏と、Executive DirectorのJonathan Bryce氏が登壇し、コミュニティの最新情報や、グローバルにおけるOpenStackエコシステムおよび最新の導入事例について紹介する。
また、Cloud Foundry Foundationのマーケティング責任者を務めるDevin Davis氏は、活用事例やビジネス展開などを中心に、Cloud Foundryのコンセプトについての講演を行う。
7月21日の基調講演では、ドワンゴの開発本部・共通基盤開発部に所属する宮本卓氏が登壇し、OpenStack導入についての経緯や成果について紹介する。さらに、OpenStackを導入している自治体の関係者による、事例紹介も予定している。
このほか、注目事例セッションでは、HavanaとMitakaのバージョンの異なるクラスタを並列で運用しているGMOペパボのプライベートクラウド構築や、KDDIが通信キャリアのシステムにおけるメンテナンス時のダウンタイムを最小限にするために開発した「Zone Migration」、サイバーエージェントのコンテナ技術を利用した取り組みなど、さまざまな先進的事例を紹介する。
定員は3000名で、参加申し込みの締め切りは7月14日17時(定員に達し次第締め切り)。
【関連リンク】
・日本OpenStackユーザ会
・「OpenStack Days Tokyo 2017」
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