連載で実装するサンプルサイト
本連載ではサンプルサイトとして、架空の飲食店Webサイト「タピオカドリンク喫茶店 まる茶」を構築しながらDrupalを学びます。
管理画面だけで、ノンコーディングでサイトを構築する「サイトビルディング」、Drupalのテーマシステムを用いてサイトのレイアウトをカスタマイズする「テーマ開発」、モジュールと呼ばれる単位でコードを実装しDrupalを機能拡張する「モジュール開発」と大きく3つのくくりに分けて、順を追って解説していく予定です。
Acquia Dev Desktopを用いた、手軽なDrupalローカル開発環境の構築
Drupalの管理画面の解説やコーディング方法は次回以降、順次紹介していくので、今回はそのための準備として、Drupalが動く環境を用意していきます。
Drupalのローカル開発環境の構築方法は多岐に渡りますが、本連載では、比較的簡単に導入することができる「Acquia Dev Desktop」を用いることにします。
Acquia Dev Desktopとは、アクイア社が無償で提供している、Mac OSとWindows環境で利用できる無料のデスクトップアプリです。Drupalを動かすために必要なApache、MySQL、PHPが同梱されているため、これを1つインストールするだけでDrupalを即座に起動することができます。
では、早速Acquia Dev Desktopをダウンロードします。Acquia Dev Desktopのダウンロードページにアクセスし、該当OSのダウンロードボタンをクリックします。
ダウンロードしたインストーラーを起動して、基本的には全てデフォルトのまま「Next」をクリックし、インストールを完了します。完了すると、図3のようなアプリケーションが起動します。この中でDrupalサイトの起動、停止、終了などの管理を行います。
まとめ
今回はDrupalの概要から主な機能、そして特徴について紹介しました。Drupalは、CMSという枠にとどまらず、組織にデジタル体験を提供するための新しいプラットフォームとして進化し続けています。
次回はDrupal 9をインストールし、ノンコーディングでサイトを構築していきます。Drupalの専門用語「コンテンツタイプ」「タクソノミー」「ビューズ」に触れながら、まずは管理画面だけでどこまでできるのかをご覧いただければと思います。
