米Kongは、オープンソースのAPIゲートウェイ「Kong Gateway 2.2」を10月27日(現地時間)にリリースした。
「Kong Gateway 2.2」では、従来サポートしてきたRESTおよびgRPC APIによるHTTP/HTTPSトラフィックや、TCPストリームに加えて、UDPベースのプロトコルもサポートしている。UDPサポートには、プロキシ、負荷分散、プラグインの実行が含まれ、TCPと同様の機能を提供する。
さらに、Goプラグインが強化され、Go言語によって実行可能な機能の範囲が拡張したほか、ルートごとにリクエストとレスポンスのバッファリングの有効/無効を設定できるようになり、エンドポイントごとにバッファリング動作をより適切に調整することで、大きなペイロードを処理するエンドポイントで最適なレイテンシの確保を可能にしている。
そのほか、OS証明書の自動ロード、パスによるレート制限、データベースからのターゲット履歴の削除など、さまざまな機能の改善や修正が行われた。
なお、「Kong Gateway 2.2」のすべての機能を組み込んだ、「Kong Enterprise 2.2」のベータ版もリリースされている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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