栄えある1位は? withコロナ時代の課題を技術で克服
審査はシスコ社員の審査員ほか、翔泳社 CodeZine編集長となる近藤佑子氏も外部審査員として加わり、また視聴者からのWeb投票も加味して行われた。最終結果は以下の通り。1位には最新のMacBook Airが贈呈された。
- 1位 PHONE APPLI「Cisco x Phone APPLI New Normal Solution」
- 2位 富士通「Webex×HUMingオンラインミーティングの発言量平準化と心理的安全性の確保」
- 3位 日本大学文理学部「Talk Visualizer」
1位を勝ち取ったPHONE APPLI 半沢直樹氏は「昨年は審査員特別賞で、今年も引き続きチャレンジする機会があり、1位までいただけて大変うれしいです。今後もシスコ製品と連携するソリューションを作っていこうと思います」と意気込みを述べた。
どの作品を見てもちょっとした「アプリケーション」を超え、「ソリューション」として企業が提供できるほどの完成度や規模になっている。またどれもコロナ禍で生じた課題を技術で克服しようとするスタンスで取り組んでいるのが印象的だ。感染拡大防止のためには行動規制せざるをえず、経済や生活でさまざまな不安が生じてしまうなか、参加者たちの前向きな姿は「危機は工夫次第で回避できる」と思える光明となりそうだ。