米Microsoftは、コードエディタVisual Studio CodeのJava向け2021年5月版アップデートを、6月15日(現地時間)に発表している。
現在、Visual Studio CodeでJavaフォーマッタの設定を変更するには、数百ものオプションを含むXMLファイルを調べ、ファイルを操作して変更を適用する必要があるが、プレビューを行えないため面倒でエラーが発生しやすい。
そこで、最新のVisual Studio Codeでは、オプションを分類し、変更のプレビューが可能なフォーマッタ設定エディタが用意されている。
また、4月のVisual Studio Code更新では、テストファイルからテストメソッドテンプレートを自動的に生成する機能が導入されたが、5月の更新ではソースファイルから直接テストファイルとテストメソッドテンプレートを生成できるようになった。
そのほか、launch.jsonからclassPathsとmodulePathsの構成をカスタマイズする機能において、定義済み変数のサポートが追加され、ライブコード、数式、ビジュアライゼーション、ナラティブテキストを含むドキュメントの作成および共有が可能なオープンソースのWebアプリケーション「Jupyter Notebook」が利用できるようになっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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