From Spring Framework 5.3 to 6.0
以下ではJuergen Hoeller氏による本セッションの代表的なトピックをご紹介します。
まず、Spring Framework 5.3とSpring Framework 6.xや、それを前提とするSpring Bootに対する、今後の技術的な見通しが示されました。
Spring Framework 5.3については、Spring Framework 5の最後のfeatureリリースであり、以下のような発表がされました。
- Java 8をベースラインとして、Java 17へのサポートをしていくこと
- Java EE 7をベースラインとして、Java EE 8に注力すること
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Spring Boot 2.6と2.7はSpring Framework 5.3を前提とし、
- Spring Boot 2.6では、2021年11月にJava 17へのサポートを予定していること
- Spring Boot 2.7では、機能的なアップグレードが予定されていること
Spring Framework 6.xについては、新世代の始まりと位置づけており、以下のトピックが発表されました。
- 2021年末にMilestoneの開発に入り、2022年半ばにRelease Candidateの開発になる予定であること
- リリースサイクルは未定であり、今までのようになる可能性も、Spring Bootの半年ごとのサイクルに従う可能性もあること
- Spring Framework 6.0 GAは戦略的なアプリケーションの移行先とは考えておらず、6.1や6.2、6.3などの将来のバージョンがターゲットであり、6.0への移行は、それに向けた準備の位置づけとなること
また、Spring Framework 6.xでは古くなった機能を削除・非推奨にすることもこれまでより積極的に検討されていて、削除・非推奨の全容や、内容に対する詳細な説明はありませんでしたが、以下のような内容の機能について、削除や非推奨を検討しているようでした。
これらの機能の利用者は注意深く今後の動向を観察する必要がありそうです。
この他、本セッションではSpring Boot 3.0で力を入れる予定の、Graal VMでのネイティブ実行に関する紹介や、アプリケーションの可観測性に向けた取り組みに関することなどが紹介されました。
最後に、Spring Framework 6.0 GAに向けたロードマップ案が示され、本セッションは締めくくられました。
