SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

LPI-Japan、OpenStack技術者向けのOPCEL認定試験「Ver.3.0」をリリース

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 オープンテクノロジー技術者認定機関としてLinux技術者認定試験「LinuC(リナック)」などを実施する特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は、OpenStackの技術力を認定する「OPCEL認定試験」のVer.3.0を11月1日にリリースした。

 OPCEL認定試験の初版リリースから6年が経ち、その間にDockerやKubernetesなどのコンテナ技術は急速に発展した。しかし、多様化するシステムに対応するにはコンテナだけでは難しく、IaaSを提供できるOpenStackの重要性が見直されている。またDXの促進に伴い、AI、IoT、5Gなどにより処理データ量も急速に増大している。

 このような状況の変化に対応すべくOpenStackの安定したCore技術に加え、データ処理性能向上のためのアクセラレータ、コンテナの利点を利用したデプロイメントなど安定運用を支える要素を加味して改定を行うこととなった。

 主な変更点は以下の通り。

  • 対応OpenStackバージョンの変更:主要Linuxディストリビューションの長期サポート対応のバージョンに追従
  • コンポーネントの追加:機能レベルの知識として重要性の増したCyborgおよびKollaを追加
  • openstack CLIに統一:非推奨となったコンポーネント名のコマンドは範囲外とし、openstackコマンドに統一
  • Placementの位置づけの明確化:Novaから分離されたPlacementをNova内ではあるが別コンポーネントとして明確化
  • モニタリング(Ceilometer)の削除:リソース利用管理方法の企業独自化により「モニタリング(Ceilometer)」(旧 251.3)を削除
  • 重要度の見直し:モニタリング(Ceilometer)削除などで減じた重要度を重要なコア技術Nova、Neutronに再配

 その他、改定の概要や出題範囲については、プレスリリースより確認することができる。

 なお、Ver.3.0のリリース後1年間(2022年10月31日まで)は、Ver.2.0も受験可能となっている。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/15135 2021/11/08 10:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング