Rancher Desktopは、k3sディストリビューションを使用しており、ローカルでのKubernetes環境の作成、Kubernetesアップグレードのテストができる。
コンテナエンジンには、containerdまたはdockerdのどちらかを選択可能で、nerdctlまたはDocker CLIでは、コンテナイメージのビルド、プッシュ、プル、およびコンテナの実行に対応している。なお、dockerdを使用すると、Dockerソケットと直接通信するk3dなどのツールを使用できる。
今後は、機能の安定性やバグ修正を行っていくとともに、VPN接続時のネットワーク改善など、「Rancher Desktop 1.0.0」に存在しているさまざまな問題点を改善していく。