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ギークス、2022年1~3月の案件倍率をまとめたレポートを発表

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 ギークスは、案件数と案件を探すITフリーランスの人数から算出した「案件倍率」をまとめた、「ITフリーランス案件倍率レポート」を5月13日に発表した。

 「案件倍率」は、ITフリーランス市場における需給トレンドを表すデータで、今回発表されたレポートは2022年1~3月の案件倍率をまとめている。

 2022年1~3月の案件倍率は、直近の四半期に引き続きITフリーランスの需要が高く、1月は12.75倍、2月は8.31倍、3月は10.97倍となっており、四半期累計での案件倍率は10.65倍と高水準で推移した。

 案件数は、前年度と比較して1月は156%、2月は116%、3月は125%と増加している。企業の人材獲得への動き出しは早くなってきており、4月開始の案件を1月から募集する企業が増加した。

 IT・ベンチャー企業以外にも、大手企業からの問い合わせが増えており、エンジニア採用を検討する際にフリーランスを選択肢に入れる企業も増えている。そのほか、地方在住のITフリーランスが関東の企業に参画するなど、居住地域を超えた案件に参画する「クロスマッチング」も増加傾向にある。

 案件の内訳は、システム開発会社・ゲーム業界の案件が引き続き堅調に増加しており、中でもゲーム業界の案件は2021年10月~12月と比較して倍増した。また、SaaS型のサービスを提供している企業からの問い合わせも増えている。

 スキル面では、JavaScript、PHP、Pythonのスキルを持つITフリーランスへのニーズが引き続き高く、Node.jsに知見のあるITフリーランスへのニーズも高い。

 この四半期におけるITフリーランスの新規登録者数は、前年度と比較して150%増加しており、そのおもな要因としては、ギークスに登録しているITフリーランスからのリファラルによる、新規登録者の増加が挙げられる。

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