TISは、企業全体にアジャイルの導入や定着を支援する「アジャイルPMOサービス」のメニューに、開発プロセスの高速化・迅速なリリースの実現を支援する「DevOps伴走支援」を追加したことを9月29日に発表した。また、「アジャイル教育支援」の新メニューとして、アプリケーションエンジニア向けの技術教育である「クラウドネイティブ人材育成」も追加した。
「アジャイルPMOサービス」は、デジタル技術やデータを活用し、サービスや業務、組織を変革して、サービス提供の迅速化、価値や効果の最大化、競争上の優位性を確立するために、企業全体にアジャイルの導入や定着を支援するサービス。
本サービスは、アジャイル開発チームを支援する「アジャイル開発実行支援」、企業全体に定着を図るための「組織支援」、現状を把握して改善に繋げる「診断/アセスメント」、人材を育成するための「アジャイル教育支援」の4つのサービス領域で構成されている。
今回追加された「DevOps伴走支援」では、顧客の「開発の生産性向上を図るためにDevOps仕組みを導入したいが、必要なシステム構成が分からない」という課題に対して、専門家がクラウドサービス・アーキテクチャの提案からDevOps環境構築、環境の運用担当者への引継ぎ、定着まで支援して解決する。同サービスを活用することで特定の製品やツールに依存せず、ユーザーの状況に合わせた最適な構成での提案・構築が可能。
また「クラウドネイティブ人材育成」では、「環境を構築・維持できるメンバーがいない」という課題に対して、同社の技術者によるアプリケーションエンジニア向けの実践型トレーニングを提供して人材育成を支援する。クラウドの全体像の理解などのクラウド基礎研修からCI/CD、コンテナ技術、サーバレスレスアーキテクチャ、セキュアコーティングなどユーザーのニーズや知識レベルに応じたトレーニングを提供する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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