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Linuxからカメラを操作するライブラリ「libcamera」のバージョン0.0.1が登場

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 Linux用ライブラリ「libcamera」の開発チームは、最新バージョンである「0.0.1」の提供を始めた。libcameraはLinuxだけでなく、AndroidやChrome OSでも利用できる。LGPL-2.1以降、GPL-2.0以降などのライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェアだ。

 libcameraは2018年10月から開発が始まっているソフトウェアであり、これまでもRaspberry Piでカメラを使うときなどに役立つことが多かった。カメラを動かすには複雑な処理が必要で、かつてはカメラ制御専用のプロセッサがカメラに付属していた。しかし、コンピュータのCPUの性能が急激に上昇するにつれて、カメラの制御もCPUに担わせようという動きが目立つようになった。部品点数を減らして、コストを削減するためだ。その結果、開発者はカメラベンダーが提供するクローズソースのソフトウェアを使わなければならなくなってしまった。

 そこで開発が始まったのがlibcameraだ。カメラベンダーの中核的な知的財産権を守りながら、オープンソースで公開できるカメラ制御ライブラリを目指して開発が始まった。

 これまでlibcameraの開発チームは特定のバージョン番号を付けずにソフトウェアを公開していたが、今回からバージョン番号を付けての提供を始める。

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https://codezine.jp/article/detail/16708 2022/10/22 12:00

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