CodeZineを運営する翔泳社から、2月6日(月)に書籍『エンジニアが学ぶ在庫管理システムの「知識」と「技術」』が発売となりました。開発担当のエンジニアが知っておくべき在庫管理の仕組みだけでなく、AIやIoTを利用した技術など最新動向も紹介しています。
在庫管理はどんな企業でも必須の業務であり、製造計画や需要予測も含めて売上や利益を左右する重要な要素です。本書では、そのシステム開発に携わるエンジニアに向けて、適正在庫を実現するためのノウハウを解説しています。
中核となる発注管理機能を始め、在庫管理に関連する生産管理、販売管理、購買管理、会計管理、原価管理、その他関連する業務管理のシステムについて、全体を見渡せる形で仕組みや処理の方法を知ることができます。
また、在庫管理に応用されるビーコンや画像認識、IoT重量計、ロボティクスなどの最新テクノロジーの動向も紹介しています。
在庫管理システムを構築するための広い知識を1冊で学べるので、業務や仕組みについてまだ詳しくない、あるいはおさらいしておきたいエンジニアにおすすめです。
目次
第1章 在庫管理システムの現状
1-1 在庫管理システムの存在意義
1-2 在庫管理業務の特徴
1-3 在庫管理システムの基本
1-4 AIにより進化する在庫管理システム
第2章 在庫に関する基礎知識
2-1 在庫が生まれる理由
2-2 在庫に関する基礎知識(1)製造業における在庫の意味
2-3 在庫に関する基礎知識(2)会計管理上の在庫の扱い
第3章 在庫管理の目的
3-1 在庫管理とは?
3-2 在庫管理方式とそれぞれのメリット
3-3 現在在庫量の把握
第4章 在庫管理の中核となる発注管理機能
4-1 発注管理方式とその特徴
4-2 定期不定量発注方式
4-3 不定期定量発注方式
4-4 不定期不定量発注方式
4-5 経済的発注量(EOQ)の概念
4-6 ABC分析に基づく発注ルールの策定
第5章 在庫管理に付随する関連システム(1)生産管理
5-1 生産工程の管理
5-2 生産計画立案および製造指図発行
5-3 製造工程管理
5-4 制御盤、工場設備の管理
5-5 作業実績の投入と管理
5-6 生産管理のグローバル化
第6章 在庫管理に付随する関連システム(2)販売管理
6-1 まずは販売の計画を立てる
6-2 需要予測
6-3 販売形態
6-4 引合いから受注
6-5 出荷から代金回収
6-6 返品対応
6-7 販売管理システムの役割
第7章 在庫管理に付随する関連システム(3)購買管理
7-1 購買管理体制
7-2 購買計画
7-3 仕入れと検品手続き
7-4 原材料等の保管と出庫
7-5 購買管理と在庫管理のつながり
第8章 在庫管理に付随する関連システム(4)会計管理
8-1 会計管理上の在庫の取り扱い
8-2 売上計上処理
8-3 仕入計上処理
8-4 会計管理における在庫の計算方法
第9章 在庫管理に付随する関連システム(5)原価管理
9-1 原価管理の必要性
9-2 原価計算の種類
9-3 原価管理システムの役割
9-4 標準原価計算上の原価差異の取り扱い
第10章 その他在庫管理と関連性のある業務管理システム
10-1 物流管理システムのLMS
10-2 輸配送管理システムのTMS
10-3 倉庫管理システムのWMS
第11章 在庫に関連する最新のテクノロジー動向
11-1 事例1 ビーコンを駆使する
11-2 事例2 画像認識技術を用いる
11-3 事例3 IoT重量計を活用する
11-4 事例4 ロボティクス技術を活用する
この記事は参考になりましたか?
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア