米Laravelは、Go言語で書かれたPHPアプリケーションサーバであるFrankenPHPの最新バージョンとなる「FrankenPHP 1.0」を、12月11日(現地時間)にリリースした。
FrankenPHP 1.0には、Symphony、Laravel、WordPressなどのネイティブサポートが含まれるほか、Caddyを搭載したプロダクショングレードのPHPサーバであり、PHPアプリのスタンドアロンで実行可能なバイナリとしてのパッケージ化が可能となっている。
さらに、PHP-FPMとNgnixを個別に実行する必要がなく、1つのサービスのみでPHPサーバを提供できるようになるとともに、PHP 8.2以降のほとんどのPHP機能拡張、およびすべてのCaddyモジュールと互換性がある。
ほかにも、アプリケーション起動してメモリに保持するワーカーモード、JavaScriptイベントとしてWebブラウザへ送信されるリアルタイムイベント、ZstandardおよびGzip圧縮、構造化されたログ、Prometheusメトリクスを使用したCaddyの監視、HTTPS・HTTP/2・HTTP/3のネイティブサポート、HTTPS証明書の自動生成や更新、ダウンタイムなしでのアプリのデプロイといった、充実した機能を搭載している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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