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FastLabel、AIデータプラットフォーム「FastLabel」をアップデート

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 FastLabelは2月5日、AIデータプラットフォーム「FastLabel」の製品アップデート情報を発表した。

 FastLabelは、「データマネジメント」「アノテーション」「MLOps」の各ツールを統合したオールインワンAIデータプラットフォームとして、AI開発の効率化と高度化を実現する。高い業務網羅性とカスタマイズ性が特徴で、分かりやすいUI/UXやセキュアな設計が提供されている。

 1月のアップデートでは、データセット機能において前処理、オーギュメンテーション、後処理が可能になった。前処理には「グレースケール」「コントラスト補正」「2値変換」が含まれ、オーギュメンテーションには「反転」「クロップ」「回転」、後処理として「拡張子変換」「圧縮」が実装された。また、加工内容の設定は保存され、ほかのデータセットでも再利用可能。

 さらに、学習や評価に利用されたモデルの確認と詳細へのアクセスが、データセット機能に追加された。これにより、データセットの利用状況を把握し、修正検討などを効率的に行うことができる。

 学習機能では、学習過程の損失関数(loss)のグラフの確認と学習の停止が可能になった。lossのグラフは、「FastLabel Object Detection Light」「FastLabel Object Detection High Accuracy」「U-Net」のモデルで確認できる。リアルタイムで学習状況を把握し、学習不足や過学習を防止することで、最適な学習へコントロールできる。

 アノテーション機能では、コメントペンの色変更機能が追加された。アノテーターとレビュワーなどが異なる色のペンを使用し、効果的なコミュニケーションやアノテーション作業を行うことができる。

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