philicは、CreateArkと共に生成AIの開発サービス「philic.tech」を立ち上げた。また、生成AIにおけるプロンプトの性能評価手法の構築を目的として「校正くん」を開発したことを発表した。
「philic.tech」では、自然言語処理(NLP)と機械学習(ML)の専門家であるAIエンジニアがクライアントのニーズに合わせた生成AIの開発を行っている。
同サービスは、既存自社システムや製品への生成AIの組み込み受託を行う。また、新規事業の企画のタイミングから、事業の構築の支援を実施する。開発支援においてはCreateArk Inc.と連携しておこなう。加えて、各業界に合わせた生成AIの業務導入・活用を支援し、セキュリティAIの導入や業務内での成果を出せる活用のためのコンサルティングをおこなう。
また同社では、LLMにて校正を行うツール「校正くん」を開発することにより、プロンプトの性能評価指標の構築を行った。校正のタスクは一般的な2値分類問題としてとらえ、プロンプト毎のF値を求め比較することでプロンプトの性能を数値にて評価することが可能となった。その結果校正ツールとしてのF値が0.93という結果となり、精度の高い校正の実現をする。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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