ファインディ2月13日、同社の提供する「Findy Team+」での新機能「チームふりかえりβ」の提供を開始した。本機能は、KPTのフレームワークに基づいて、開発チームのふりかえりミーティングを円滑化し、エンジニアの開発者体験向上を目指す。また、国内外のエンジニア組織での利用を見据え、英語化にも対応している。
「Findy Team+」は、GitHubやGitLab、Jiraなどエンジニア向けツールを解析し、エンジニアリング組織の生産性を可視化するサービス。
同サービスを導入する企業96社を対象に調査したところ、8割以上の開発チームが月に1回以上ふりかえりミーティングを行っており、定期的に開発プランニングの進捗と精度、開発生産性・パフォーマンス指標の共有やアクション設定に取り組んでいることが分かった。また、国内企業に勤めるエンジニア50名を対象に行った調査では、約半数の開発組織が「ファシリテーションが難しい」「参加メンバーの積極的な関与の欠如」「過去の反省が効果的に活用されていない」など、ふりかえりに関する課題を抱えていることが明らかになった。
新機能「チームふりかえりβ」はこれらの課題に対応するため、「期間設定」「Keep/Ploblem」「投票」「Try」「アクション設定」の5つのステップを実装している。この機能を使用することで、KPTのフレームワークに沿ってふりかえりミーティングを行い、重要な課題の抽出や対策に関するアクション設定が容易になる。また、各メンバーは「Keep/Problem」を作成し、他のメンバーのふりかえりに「投票」することができ、チームの「Try」を設定することも可能。さらに、ふりかえりを通じて設定したアクションには、期日や担当者、ステータスを設定できるため、進捗管理を行いながら改善活動を推進できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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