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ガートナー、世界のデータ/アナリティクスのリーダーを対象にした調査結果を発表

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 ガートナージャパンは、世界のデータ/アナリティクスのリーダーを対象に実施した、最新の調査「最高データ/アナリティクス責任者(CDAO)サーベイ」の結果を、5月8日に発表した。同調査は、2023年9月〜11月の期間に行われている。

 D&AテクノロジとAIテクノロジの急速な進化を受け、CDAOはオペレーティングモデルの変革を早急に推し進めており、CDAOが対応を急いでいるのは、データガバナンスを中核に据えたデータドリブンなイノベーションを支援して、組織のアジリティ(俊敏性)を加速させるためであることが明らかになった。

イノベーションを追求するD&Aオペレーティング・モデルの進化
イノベーションを追求するD&Aオペレーティングモデルの進化

 D&Aオペレーティングモデルを現在および将来の目的に適したものにするには、どのような変更を加えるべきかを尋ねたところ、38%のCDAOが今後12〜18か月間にD&Aアーキテクチャを抜本的に見直すと答えている。また、29%がデータ資産の管理方法を刷新して、ガバナンスポリシー、プラクティス、標準を採用/適用すると回答した。

 CDAOが担うおもな責任は、D&A戦略の管理(74%)とD&Aガバナンス(68%)であり、AIに対する説明責任を果たすこともCDAOの重要な課題といえる。調査結果によれば、CDAOの49%が生成AIは自身のおもな責任の範囲に含まれると回答した。58%のCDAOにとって、AIは責任の範囲内であり、2023年の調査結果(34%)から増加している。

 前年比で資金が増加したと回答したCDAOの46%は、予算の制約が課題であることに変わりはないと答えている一方で、ステークホルダーがD&Aの価値を追跡できるような、ビジネスアウトカムドリブンメトリクス(ビジネス成果主導型の評価指標)を確立しているCDAOは49%に留まった。さらに34%は、D&Aのビジネス成果型の評価指標を確立していないという。

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