SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

GitHub、GitHub Actions上でのdependabotとセルフホスト型ランナを一般提供

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米GitHubは、GitHub Actions上でのdependabotとセルフホスト型ランナの一般提供を、5月2日(現地時間)に開始した。

 今回の一般提供開始によって、Github.comアカウントを使用する管理者は、ホスト型ランナとセルフホスト型ランナを使い分けて、リポジトリや組織がGitHub Actionsワークフローとしてdependabot更新ジョブを実行できるようになる。なお、dependabotの実行はGitHub Actionsの実行分としてはカウントされないため、dependabotは無料で利用可能となっている。

 GitHubは、dependabotのコンピューティングプラットフォームをGitHub Actionsに統合して、プルリクエストを生成するジョブをGitHub Actionsワークフローとして実行できるようになり、dependabotはセルフホスト型ランナへの接続といったGitHub Actionsインフラストラクチャの活用が可能になる。

 今回の変更によって、セルフホスト型ランナを使用してプライベートネットワーク上でdependabot実行の高速化やログの可視性向上といった、パフォーマンスの向上を実感できる。GitHub ActionsのAPIとWebhookは、開発者がCI/CDパイプラインを構成する際に、失敗した実行を検出して、ダウンストリーム処理を実行することも可能になる。

 さらに2025年にかけて、dependabotにおいてすべての更新ジョブをGitHub Actions上で実行するよう移行が行われる予定で、移行によって実行の高速化、トラブルシューティング可視性の向上、セルフホスト型ランナなどにおけるパフォーマンスと機能の向上が実現する。なお、組織のポリシーによってGitHub Actionsを無効にしている場合は、dependabotサービスが中断されないよう設定を変更する必要がある。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/19492 2024/05/13 13:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング