米OpenTextは、複雑化するサイバー脅威から企業を保護する「OpenText cyDNA」「Fortify Static Code Analysis」「OpenText NetIQ Identity Manager 4.9」「Open Source Select」を、5月6日(現地時間)に発表した。
OpenText cyDNAは、敵対的信号の脅威インテリジェンスを大幅に進化させたもので、従来の境界を越えたサイバー脅威に対して可視性と早期警告の洞察を提供する。従来の脅威インテリジェンスが一般化された脅威アクティビティに特化しているのに対して、OpenText cyDNAの敵対的信号の脅威インテリジェンスでは想定される状況ではなく、実際の状況を正確に伝達する点が特徴となっている。企業とそのサプライチェーンに向けられるインターネット信号トラフィックを分析することによって、脅威の発信源と標的に対する実用的な洞察を提供し、企業の資産全体で脅威アクターを追跡して犯罪組織や国家などの攻撃者を特定できる。
Fortify Static Code Analysisは、本番環境のリスク軽減に欠かせない脆弱性の事前特定が可能で、大規模言語モデルとスマートコントラクトのブロックチェーン言語を対象に、新たなテスト手法と規則をサポートすることでセキュリティ業界における重要な溝を埋められる。
OpenText NetIQ Identity Manager 4.9は、ACDI(監査、コンプライアンス、データ・インテリジェンス)との連携によって、企業のITエコシステム内のアイデンティティ管理とコンプライアンス監視を大幅に進化させる。ACDI機能を活用することで、セキュリティイベントのリアルタイム監視とコンプライアンスの問題特定を積極的に行う。
Open Source Selectは、コードセキュリティにおいて独自のスタートレフト型アプローチを採用しており、自社のポリシーに基づいてオープンソースの検索と導入を自動化し、DevOpsライフサイクルを合理化する。コンプライアンスを遵守したオープンソースコンポーネントを開発者が選択できるので、エラーやセキュリティリスクの可能性が低減し、最新ソフトウェアの迅速なリリースが可能になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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