Codeerは、Blazorアプリへのローコード機能の組み込みを容易にするライブラリ「Codeer.LowCode.Blazor」を、6月11日にリリースした。
Codeer.LowCode.Blazorは、迅速な開発と既存資産の有効活用、エンドユーザーへのローコード機能の提供を可能にするライブラリで、以下の項目を実現する。
- ノーコード/ローコード/プロコードのシームレスな連携
- ポトペタで画面作成(Canvas, Grid, Flow Layout)
- 直感的なDB連携(CRUD、JOIN、1N、Viewの利用、各種検索)
- C#ライクで直感的なスクリプト(コード補完あり)
- 設定はJsonで管理可能なため、Gitを利用したバージョン管理が容易
あわせて、以下のような機能によって.NETアプリをWeb化・モダナイズできる。
- 既存の.NET資産(データベース、コード)の有効活用
- Windows系の.NET技術者でも違和感なく利用できる設計
- WinForms、WPFへの組み込みも可能、段階的なWeb化をサポート
さらに、Nugetで数多くリリースされているUIコンポーネントと組み合わせて利用することも可能なほか、インフラジスティックスのコンポーネントとの連携にも対応している。データ連携では、CDataの豊富なコネクタを組み込むことで、SAP、Salseforce、Kintoneといった外部ソースに対しても、簡単に画面を作成できる。
7月4日13時30分〜16時30分には、Codeer.LowCode.Blazorのローンチイベント「Blazor+ローコードで実現する.NET資産のモダナイズ」を日本マイクロソフトの品川本社(東京都港区)31階のセミナールームC+Dにて開催する。同イベントでは、Codeer.LowCode.Blazorの解説に加えて、CData、インフラジスティックス、Microsoftからスピーカーが参加し、最新の開発手法が紹介される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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