オープンソースのコンテナ、ポッド、イメージ管理ツールであるPodman Desktopの開発チームは、最新バージョンとなる「Podman Desktop 1.11」を6月24日(現地時間)にリリースした。
Podman Desktop 1.11には、ユーザーからもっともリクエストの多かったライトモードが実験的に導入されている。ライトモードオプションを切り替えることによって、より明るいインターフェースを楽しめる。
あわせて、macOS Rosettaのサポートが導入され、Appleシリコンとのシームレスな統合が促進されるとともに、ARM64バイナリとほぼ同じ速度でAMD64バイナリをビルドできるようになった。
さらに、ノードとボリュームのリストを追加することでKubernetesの機能を強化し、Kubernetes管理エクスペリエンスが向上している。
ほかにも、ユーザーインターフェースがアップグレードされ、コンテナ一覧セクションが大幅に強化されるなど、全体的なユーザーエクスペリエンスが向上するとともに、マニフェストイメージの処理方法が大きく進化し、マルチアーキテクチャイメージがマニフェストの下にグループ化されるようになったことから、プロセスが簡素化され効率が向上するなど、さまざまな機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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