英SlashDataは、世界135か国における10000名超の開発者を対象に実施した、「第26回 Developer Nation調査」の結果レポート第2弾を発表している。
同社は、過去6年間にわたる12回の調査において、さまざまな新興技術に対する開発者の関与と採用を追跡してきた。今回の調査では、開発者の59%が開発ワークフローにおいてAIを使用していることが明らかになった。
一方で、デジタルツインやフォグ/エッジコンピューティングはおもに産業用途であることから、DNAコンピューティング/ストレージは成熟にはまだほど遠い状態であることから、触覚フィードバックはゲームやアクセシビリティアプリケーション以外では使用例が限られることから、開発者の関心を得られていないことがわかっている。さらに、暗号通貨やNFTなどを含む、ブロックチェーン技術への取り組みは、非常に不安定であることが示された。
あわせて、検証済みの職務満足度の尺度を使用して、開発者が職務にどの程度満足しているかを調べたところ、約4分の1の開発者は昇進の機会、正当な報酬、仕事への刺激を逃していると感じている。また、開発者の79%が自身の仕事にやりがいを感じており、75%が仕事で達成感を得ているという結果となった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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