ラクスパートナーズは、自社開発企業・SIerに在籍しているITエンジニアの採用担当者を対象に実施した、「ITエンジニア採用の実態と課題」に関する調査の結果を、11月28日に発表した。同調査は、11月6日〜7日の期間に行われ、604名から回答を得ている。
調査対象者に、自社で年間で採用したい(正社員、外部人材含む)エンジニアの人数を尋ねたところ、それぞれの職種で1〜5名、6〜10名、11〜20名を年間で採用したい企業が多いことがわかった。
現状、採用したい人数との間にどれくらいギャップがあるかを尋ねた質問では、「ほぼ計画通り」が36.6%、「若干の不足がある」が52.1%、「大幅に不足している」が11.3%となっている。また、人材不足を埋めるために行っている施策として、注力していることとしては(複数回答)、「中途採用強化(採用チャネル・採用予算の拡充など)」(49.8%)がもっとも多く、「外部人材の活用」(43.5%)、「未経験・微経験者の採用強化(自社での育成体制構築など)」(43.4%)がそれに続いた。
外部人材の活用割合を尋ねたところ、いずれの職種も3〜4割で構成されている。
採用時にミスマッチを感じたことはあるかを尋ねた質問では、「ある」という回答が85.9%を占めた。
採用時にミスマッチを感じたことが「ある」と答えた人に、ミスマッチの具体的な内容を尋ねたところ(複数回答)、「個人としては能力があるがチームとして成果を出せる人材ではなかった」(48.4%)が最多となり、以下「経験年数に見合った技術スキルではなかった」(38.9%)、「コミュニケーション能力が期待に合わなかった」(38.3%)が続いている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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