LinuxディストリビューションSolusの開発者Ikey Doherty氏が手がける新しいLinuxディストリビューション「Serpent OS」が、アルファ版として12月23日にリリースされた。
LinuxディストリビューションSolusの開発者Ikey Doherty氏が手がける新しいLinuxディストリビューション「Serpent OS」が、アルファ版として12月23日にリリースされた。
Serpent OSは、Linuxの配布方法を再定義することを目指す、エンジニアリング主導の Linuxディストリビューション。リリースでは「安全で効率的なシステムを提供するステートレスOS」と説明されている。
Serpent OSでは、独自のアーキテクチャによりシステムの信頼性を維持する。また、アトミックアップデートによって、アップデートを適用するために再起動する必要なく、変更をすぐに確認できる。ただしカーネルなどの特定のアップデートでは再起動が必要。
プレアルファ版からの変更点として、ハードウェアサポートの充実や、マルチライブラリ ドライバーを利用してリポジトリからSteamをインストール可能になった点などが挙げられる。
現在、Serpent OSはコントリビューターベースとコミュニティの拡大が進んでいる。また、近い将来、より多くの人々がSerpent OSを日常的に使用できるよう、ドキュメントの作成と改善に注力していく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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