レバテックは、IT人材を採用する企業担当者1000名とIT人材3000名を対象に実施した調査結果をまとめた、「レバテックIT人材白書2025」を2月5日に公開した。同調査は、2024年11月22日〜29日の期間に行われている。
調査対象者のうち、IT人材に副業への興味について尋ねたところ、「とても興味がある」(15.8%)と「やや興味がある」(28.2%)を合わせた割合が約4割を占めた。
副業に「とても興味がある」または「やや興味がある」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「収入源を増やしたいから」(86.0%)がもっとも多く、以下「スキルアップしたいから」(31.5%)、「自身のスキルを試したいから」(16.4%)が続いている。
副業経験の有無について尋ねたところ、「副業をしたことがある」という回答は14.3%に留まった。
「副業をしたことがある」と答えた人に、副業を始めてよかったことを尋ねた質問(複数回答)では、「収入が増えた」(66.4%)が最多となっている。
副業の開始時期としては、「過去1年以内」(25.7%)と「1〜3年前」(35.5%)が6割超を占めた。
同じく「副業をしたことがある」と答えた人に、副業での月収を尋ねたところ、「1万円〜5万円未満」(38.1%)がもっとも多く、以下「5万円〜10万円未満」(22.0%)、「1万円未満」(15.2%)が続いている。
副業における1週間あたりの稼働日数は、「1〜3日未満」(52.3%)が最多となった。
副業における1週間あたりの稼働時間は、「5時間未満」(35.0%)と「5〜10時間未満」(36.7%)を挙げる回答が多い。
すべての調査対象者に、所属先の企業では副業が認められているかを尋ねた質問では、「認められていない」とする回答が52.5%を占めた。
「副業に興味があるが、したことはない」と答えた人に、副業に踏み出せない理由を尋ねたところ(複数回答)、「時間的余裕がない」(52.3%)、「体力的に余裕がない」(31.3%)が上位を占めており、「会社で禁止されている」(36.6%)という回答も多く寄せられた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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