米Unityは、2025年に予定されている3つの「Unity 6」アップデートにおいて、さらなる性能と安定性の向上、新プラットフォームへの対応、AIを活用した新たなワークフローを提供することを、3月21日に発表した。最初のアップデートとなる「Unity 6.1」は、4月のリリースを予定している。
Unity 6.1では、フレームレートの向上やより滑らかなゲームプレイ、CPU/GPU負荷の低減による端末パフォーマンスの向上、最適化を容易にするためのデバッグ機能の強化が行われる。さらに、サポートするプラットフォーム対応の拡充にも注力し、従来の20以上のプラットフォームに加えて、大型または折りたたみ式のAndroid端末、Meta Quest、Android XRビルドプロファイル、Instant Gamesに対応する。また対応ブラウザなら、すべての開発者によるWebGPUの利用が可能になる。
2025年内に予定されているその他のアップデートでは、Unity 6がAI駆動のワークフローを提供して、より迅速かつ効率的にゲームを開発できるよう支援する。複雑かつ反復的なタスクを自動化する、エージェンティックAIツールをエディタに直接統合するほか、最先端のサードパーティ製生成AIソリューションとのシームレスな連携を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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