Preferred Networksは、「Steam」にて早期アクセス版を配信中のオープンワールドサバイバルクラフトゲーム「Omega Crafter(オメガクラフター)」の正式版を、5月15日に発売する。対応OSは、Windows 10以降、macOS Big Sur以降で、税込価格は2800円。
Omega Crafterは、Preferred Networksの開発チームがオープンワールドサバイバルクラフトゲームでもっとも楽しい要素だと考える「自動化」が特長のゲームで、「〜を拾う」「ずっと繰り返す」といった言葉があらかじめ書いてあるブロックを組み合わせる簡単なプログラミングによって「グラミー」という相棒のキャラクターたちを動かして、アイテム素材の採集、街の構築、作物の栽培といったゲームの攻略に必要なタスクを自動化・効率化できる。

同社が開発し、日本国内の700教室以上で採用されているプログラミング教材「Playgram」のノウハウが活用されており、プログラミング経験者はもちろん、まったくの未経験者でも効率化・自動化の気持ちよさや利点を感じられるよう工夫されている。
今回、発売される正式版には、5つ目のバイオーム「ロストワールド」が追加されるとともに、同ゲームの特長である「自動化」や「建築」をさらに楽しめる新機能が追加された。
「ロストワールド」では、メテオ(隕石)が降り注ぐ砂地に、廃墟となった近未来的な建造物が点在している。まずはメテオの周期を予測するレーダーを作成して、レーダーからの警告を頼りに探索する。キューブツリーを切り倒して敵を討伐すると、装備が強くなっていく。ほかにも、各種装備の追加、新アクションの追加、食べ物の追加といった、ゲームをさらに楽しくするアップデートが盛り込まれている。

祠の中に入ると、決められたお題に沿ってプログラムを組むよう求められ、成功すればプログラミングを絡めた建築がよりしやすくなるアイテムがアンロックされ、街づくりで行う自動化とは一味違った自動化を楽しめる。

さらに、50種類以上のビルディング素材が追加されるとともに、すべての建築素材が最初からアンロックされており、素材も無限に使える「クリエイティブモード」が新たに選べるようになり、理想の世界を制約なしに創造できるようになる。
そのほか、以下の項目を含む数多くのアップデートが行われている。
- アイテム逆引きリスト
- チュートリアル改善
- 街でのBGM変更
- スキル追加
- ミニゲームの追加
- アイテム追加
- ローカライズ:新たにロシア語(機械翻訳)を追加
- システム・パフォーマンス改修
正式版のリリースにあわせて、Omega Crafterの世界観を詰め合わせにしたサウンドトラックをSteam上で発売する。同サウンドトラックには、各バイオームで流れるフィールド曲やバトル曲など、全19曲を収録している。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です