Fedoraプロジェクトは、4月15日、オープンソースのLinuxディストリビューション「Fedora Linux」の最新版、 Fedora Linux 42を正式リリースした。
今回、AnacondaがネイティブWaylandアプリケーションになったことで、X11のサポートは終了し、Live ISO上のWayland環境でキーボードレイアウトを制御できるようになった。リモートグラフィカルインストールはVNCからRDPに変更された。
ベータ版に引き続き、Fedora 42ではAnacondaの新しいWebUIを採用し、自動パーティショニングが可能になっている。これには、問題が発生した場合にシステムを簡単に再インストールできる「Fedoraの再インストール」機能と、デュアルブートのサポートも追加されている。
また、Fedora Workstation 42には、新しいwell-being機能のほか、アクセシビリティとパフォーマンスを改善した「GNOME 48」が搭載。そのほか、新たなスピンとしてFedora COSMIC Spinが追加されている。
そのほか、Fedora 42の新機能とアップデートの詳細はブログポストから確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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