INSTANTROOMは、同社の運営するフリーランスエンジニア・ITフリーランス向け求人・案件を掲載している案件検索サイト「フリーランスボード」に掲載された、JavaScript求人案件に基づいた、「JavaScriptエンジニア案件の調査レポート」を5月8日に発表した。対象期間は2024年2月1日〜2025年5月7日で、対象件数は23560件。
同レポートによれば、JavaScript案件の平均年収はプログラミング言語別ランキングで12位となる850万円だった。

JavaScriptの案件数(案件比率)は、プログラミング言語別案件数ランキングで3位の11.17%と、Java(20.64%)とPHP(13.50%)に次いで高いシェアを占めている。

JavaScriptのフリーランス案件・求人におけるリモートワーク比率は、フルリモートが16.6%、一部リモートが30.9%、常駐が6.5%だった。

JavaScript系フレームワークとしては、React・Vue.js・Node.jsなどが特に多くの案件数を持ち、市場シェアを拡大し続けている。とりわけReactの案件数は13193件に達し、Vue.js(6440件)の約2倍となった。

JavaScriptフレームワーク別の月額単価では、NuxtJS(80.7万円)がもっとも高く、以下ReactNativeが77.3万円、Reactが77.1万円、Node.jsが76.8万円、Next.jsが75.8万円で続いている。

業界別のJavaScript案件数としては、Webサービス(912件/3.87%)が最多となり、サービス(896件/3.80%)、EC(510件/2.16%)がそれに続いた。

職種別のJavaScript案件数では、インフラエンジニア(4023件/17.08%)がもっとも多く、以下バックエンドエンジニア(3830件/16.26%)、フロントエンドエンジニア(3530件/14.98%)が続いている。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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