米Anysphereは、AIコードエディタ「Cursor」の最新バージョンとなる「Cursor 0.50」を、5月10日(現地時間)にリリースした。
Cursor 0.50では、ユーザーからのフィードバックに基づいて、よりわかりやすく統一された料金体系が導入されている。すべてのモデルの使用はリクエストベースの料金体系に統一され、Maxモードではトークンベースの料金体系が使用されるようになった。また、シンプルさを保つべくプレミアムツールの呼び出しとロングコンテキストモードは削除されている。
あわせて、MaxモードがCursorの最新モデルすべてで可能になった。よりシンプルなトークンベースの料金モデルを採用し、必要な時にフルコントロールできる。また、モデルピッカから有効化すると対応モデルの確認が可能になり、新たなモデルがリリースされた際には、初日からMaxモードでフル機能が使える。
さらに、複数のファイルにわたる変更を提案できる新しいタブモデルが追加された。同モデルは、リファクタリング、編集チェーン、複数ファイルの変更、関連コード間の移動において特に優れている。
そのほか、Cursorエージェントのバックグラウンド実行が早期プレビューで段階的に展開されており、コードベース全体のコンテキストへの追加、インライン編集にファイル全体の編集とエージェントへの送信を可能にする新たなオプションの追加、ファイル内のコードを検索・置換する新たなツールのエージェントへの追加といった、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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