さくらインターネットは、自治体職員向けのクラウドサービス勉強会「自治体向けクラウド勉強会」を開催することを、6月23日に発表した。
総務省が発表した「自治体デジタル・トランスフォーメーション推進計画」によると、各自治体がDXを推進するためには、ICTの知見を持ったうえで、実務に即した技術の導入判断や助言を行うデジタル人材の確保が必要とされている。
しかし現況は、市区町村の48%(831団体)でDX推進の企画立案や進捗管理などを担う専任部署が設置されておらず、また12%(213団体)はDX推進・情報政策担当の職員が0人または1人の状況だ。
このような人材の不足を受け、同社では各自治体におけるIT人材育成支援を実施、その一環として同勉強会を開催する。勉強会は、ガバメントクラウドに条件付きで認定された「さくらのクラウド」を利用し、ハンズオンを交えながら実施する。

初回は6月24日に岐阜県飛騨市役所にて開催、今後は要望に応じて順次開催の予定としている。なお、勉強会にかかる料金は無料で、時間は各回120分だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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