日本オラクルは7月8日、「ジャパン・オペレーション・センター」の開設を発表した。同センターは、「Oracle Alloy」のパートナー企業に対して運用ノウハウ提供や技術支援を通じて、幅広いクラウド及びAIサービスの提供とビジネスの拡大を支援する。
同社は、センターの発足に合わせて、日本国内における運用およびエンジニアリング体制の強化を進めている。その背景には、機微なデータの保護やデータ主権に関する国内法規制への対応があり、同センターでは日本在住の人材による組織体制の拡充と合わせて、業界トップレベルのSLAに準拠したサポートを24時間365日提供する。
同社 取締役 執行役 社長の三澤氏は、今回のセンター開設について、次のように述べた。
「『ジャパン・オペレーション・センター』の開設は、日本のデータ保護、コンプライアンス、運用に関する要件に対応したソブリンクラウドおよびAIサービスを提供するという、オラクルの揺るぎないコミットメントを示すものだ。日本のユーザーが安心してクラウドを活用できるよう、信頼性の高いローカルでの運用体制と専門的なサポートを通じて、ミッションクリティカルなシステムのモダナイゼーションや、AIにおけるデータ活用の推進を支援する」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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