東京都は、社会課題の解決や都民の生活の質の向上に貢献するため、インクルーシブをテーマとしたスマートサービスの実装を目指す「社会課題解決に向けたスマートサービス実装事業」を今年度より開始。これに伴い、実装を担うスタートアップ等を発掘・支援する「スマートサービス実装促進事業者」を9月5日まで公募する。
「社会課題解決に向けたスマートサービス実装事業」は、令和4年度から実施するデジタル技術や先端技術を活用し、都民の生活の質の向上や手取り時間を創出させる「スマートサービス」の実装を促進する取組に続いて、今年度から開始した。
同事業は、人々の年齢や性別、国籍、心身の障害有無に関係なく共生することである、インクルーシブをテーマに、3か年度の間に、スタートアップ等への支援により事業者1社当たり40件程度のスマートサービスの実装を目指している。

スマートサービス実装促進事業者は、スマートサービスの実装を担うスタートアップ等を選定し、他の事業者等と連携しながらスタートアップが実装を行う上で必要となる支援を実施。また、スマートサービスの有用性に関する都民へのPR協力も担う。
協定期間は、協定締結の日から最長で令和9年度末まで。スマートサービス実装促進事業者に対して、年度ごとに成果に応じて最大1億6000万円(令和7年度は最大1億2000万円)が支払われる予定。
今後のスケジュールや応募対象は、東京都の公式ホームページから確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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