Google Cloudは1月14日(現地時間)、Model Context Protocol(MCP)においてgRPCをネイティブトランスポートとしてサポートする計画を発表した。これまでMCPは標準トランスポートにJSON-RPCを採用し、多くの企業ユーザーは変換ゲートウェイを介してgRPCベースの既存サービスと接続していた。今後はgRPCトランスポートパッケージがMCP SDKにプラグインとして提供される予定で、デベロッパーは変換不要でgRPC環境に統合できる見通し。
gRPCはバイナリエンコードによる通信効率や全二重双方向ストリーミング、フロー制御などの性能面で優れている。また、相互TLS(mTLS)やトークンベース認証によるセキュリティ、認可機能の強化といったエンタープライズ向け機能も組み込まれている。さらに分散トレース(OpenTelemetry)や堅牢なエラー処理、多言語開発、スキーマベース入力検証など運用の成熟度を高める機能も備える。
Google CloudはMCPコミュニティやgRPCユーザーと協力し、APIのグローバルな一貫性・セキュリティ・パフォーマンスの向上に取り組む。Python MCP SDKへのプラグイン対応も進行中であり、コミュニティへの参加やフィードバックも呼びかけている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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