CESAは23日、ゲーム開発技術賞「CEDEC AWARDS」のノミネート作品(4部門20作品)を発表し、投票受付を開始した。ゲーム開発者自身が、ゲーム開発の進歩に顕著な功績のあった技術・開発者を称えることで、更なるゲーム開発技術の普及・啓蒙を図る。
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は23日、ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2008」の今年10回目の開催を記念して行われる、ゲーム開発技術賞「CEDEC AWARDS」(セデック・アワーズ)のノミネート作品を発表し、CEDEC公式サイトにおいて投票受付を開始した。
通常のゲームアワードと異なり、コンシュマーではなくゲーム開発者が、制作技術にフォーカスしてゲーム開発の進歩に顕著な功績のあった技術・開発者を称える。CESAでは、本賞を通して更なるゲーム開発技術の普及・啓蒙を図るとしている。
投票資格としてCEDEC申込受講者であることが必要。8月11日まで投票を受け付けており、授賞式は、CEDEC 2008会期中の9月10日に実施される。
なお今回ノミネートされた作品は、下記の4部門20作品。一般公募を基に選定されており、選考ポイント・理由等の詳細はCEDEC 2008公式サイトで確認できる。
プログラミング・開発環境部門
- MTフレームワーク
- 「グランツーリスモ」シリーズ
- バーチャファイター
- ピクミン
- リッジレーサー
ビジュアルアーツ部門
- ICO
- 「グランツーリスモ」シリーズ
- 「ソウルキャリバー」シリーズ
- ファイナルファンタジーVII ~XII
- 「メタルギアソリッド」シリーズ
ゲームデザイン部門
- 「スーパーマリオブラザーズ」シリーズ
- 「ドラゴンクエスト」シリーズ
- バーチャファイター
- 「ポケットモンスター」シリーズ
- 「モンスターハンター」シリーズ
サウンド部門
- 「グランツーリスモ」シリーズ
- 「実況パワフルプロ野球」シリーズ
- 新 鬼武者 DAWN OF DREAMS
- 絶対音感オトダマスター
- 「ゼルダの伝説」シリーズ
【関連リンク】
・日本最大級のゲーム開発者カンファレンス CEDEC 2008
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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