Amazonは1日、同社のホスティングサービス「Amazon Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」において、Windows ServerとMicrosoft SQL Serverを年内に利用可能にすると発表した。
Amazonは1日、同社のホスティングサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」において、Windows ServerとMicrosoft SQL Serverを利用可能にすると発表した。現在は一部のユーザーにプライベートベータ版として提供しており、年内には一般公開するという。
今までEC2では、LinuxやSolarisといったUNIXベースのOSイメージしか利用することができなかった。Windows Serverが利用可能になることで、今後はASP.NETベースのアプリケーションをEC2上で動かすことができる。
バージョンは32ビット版と64ビット版から選択でき、固定IPアドレスの割り当てや、稼動ロケーションの指定、物理ディスクとしてマウントできるストレージサービス「Elastic Block Store」など、既存のEC2の全オプションが利用できる。EC2上に構築したWindows Serverへ接続する際は、リモートデスクトップ機能かrdesktopツールを使う。
料金は、通常どおり従量課金制だが、WindowsライセンスにかかるコストのためLinux版より高く設定される予定。詳細は後日発表される。
【関連リンク】
・Amazon EC2 Running Windows Server: Coming Soon(ニュースリリース)
・Coming Soon: Amazon EC2 With Windows:AWS Blog
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