データオブジェクト
データアプリケーションを作成するには、まず、データオブジェクトを定義するための型指定されたデータセットオブジェクトを作成します。プロジェクトに新しいデータセットオブジェクトを追加するには、ソリューションエクスプローラウィンドウでプロジェクトを右クリックし、[Add]-[New Item]の順に選択します。データセットのデザインサーフェイスの機能が強化されており、複数のテーブルをサーバーエクスプローラ(Expressバージョンの場合はデータベースエクスプローラ)のウィンドウからドラッグしてデータセットに追加すると、リレーションシップがデータベースから自動的に挿入されるようになっています。データセットは、FillおよびUpdateメソッドを処理する1つまたは複数のデータアダプタを含むように拡張されているため、それらを実装する継承クラスを作成する必要はありません。構成ウィザードは少し変更されていますが、機能は以前と変わりません。
より望ましい方法でデータセットを作成するには、データソースウィザードを使います。適切なプロジェクトを選択した後、最上部の[Data]メニューをクリックし、[Add New Data Source]を選択します。データソース構成ウィザードが起動したら、画面に表示される指示に従って操作を行うと、適切な接続を使用するデータセットが作成されます。最初の画面では、そのまま[Next]をクリックします。次の画面では、データソースのタイプを選択できます。
ここではDatabaseタイプを選択しますが、Webサービスや既存のビジネスオブジェクトを使うオプションがあることも覚えておいてください。後でこれらのタイプを使用します。
次の画面では、既存の接続を選択することも、新しい接続を作成することもできます。
Northwindデータベースへの接続がない場合は、[New Connection]ボタンを使って接続を作成してください。この接続のプロジェクト設定をまだセットアップしていない場合は、ウィザードによってセットアップされます。
次の画面には、データベース内のすべてのメタデータのツリーリストが表示されます。[Tables]ノードを展開し、このデータセットで必要なテーブル(「Orders」、「Order Detail」、および「Products」)を選択します。
この画面を終了する前に、データセットに適切な名前を割り当てます(初期のベータ版の中には、データセットの名前を正しく変更できないものがありました)。この例では、データセットの名前を「NorthwindDataSet」から「OrdersDataSet」に変更する必要があります。
ウィザードを終了すると、3つのテーブルが含まれるデータセットがプロジェクトに追加されます。
このデザインサーフェイスでは、サーバーエクスプローラ(Standardバージョンではデータベースエクスプローラ)からさらに別のテーブルをドラッグし、データセットに追加することができます。この後の手順で、コンボボックスの参照のために「Customers」テーブルと「Employees」テーブルを追加する必要があります。
テーブルを編集するには、見出しを右クリックし、ドロップダウンメニューから[Configure]を選択します(または、最上部の[Data]メニューをクリックし、[Configure]を選択します)。
テーブルアダプタのSQLを視覚的に編集するには、[Query Builder]ボタンをクリックします。この例では、姓と名を組み合わせたFull Nameフィールドをコンボボックスに指定します。
[Advanced Options]ボタンをクリックし、UpdateメソッドとDeleteメソッドを生成するオプションを無効にすることもできます。このテーブルは参照専用で、編集は行わないからです。[Next]ボタンをクリックし、Fill、GetData、Updateの各メソッドの詳細オプションを設定した後、ウィザードを終了します。「Customers」テーブルについても、この設定を繰り返します。






