SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

DeveloperZine(デベロッパージン)- エンジニアの意思決定を支える技術情報メディア ProductZine

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

japan.internet.com翻訳記事

Visual Studio .NETのウィザードを使ってN階層アプリケーションを作成する:パート2

Visual Studio .NET 2005における多層アプリケーションの作成テクニック

データオブジェクト

 データアプリケーションを作成するには、まず、データオブジェクトを定義するための型指定されたデータセットオブジェクトを作成します。プロジェクトに新しいデータセットオブジェクトを追加するには、ソリューションエクスプローラウィンドウでプロジェクトを右クリックし、[Add]-[New Item]の順に選択します。データセットのデザインサーフェイスの機能が強化されており、複数のテーブルをサーバーエクスプローラ(Expressバージョンの場合はデータベースエクスプローラ)のウィンドウからドラッグしてデータセットに追加すると、リレーションシップがデータベースから自動的に挿入されるようになっています。データセットは、FillおよびUpdateメソッドを処理する1つまたは複数のデータアダプタを含むように拡張されているため、それらを実装する継承クラスを作成する必要はありません。構成ウィザードは少し変更されていますが、機能は以前と変わりません。

 より望ましい方法でデータセットを作成するには、データソースウィザードを使います。適切なプロジェクトを選択した後、最上部の[Data]メニューをクリックし、[Add New Data Source]を選択します。データソース構成ウィザードが起動したら、画面に表示される指示に従って操作を行うと、適切な接続を使用するデータセットが作成されます。最初の画面では、そのまま[Next]をクリックします。次の画面では、データソースのタイプを選択できます。

図2 データソースウィザード:画面2
図2 データソースウィザード:画面2

 ここではDatabaseタイプを選択しますが、Webサービスや既存のビジネスオブジェクトを使うオプションがあることも覚えておいてください。後でこれらのタイプを使用します。

 次の画面では、既存の接続を選択することも、新しい接続を作成することもできます。

図3 データソースウィザード:画面3
図3 データソースウィザード:画面3

 Northwindデータベースへの接続がない場合は、[New Connection]ボタンを使って接続を作成してください。この接続のプロジェクト設定をまだセットアップしていない場合は、ウィザードによってセットアップされます。

図4 データソースウィザード:画面4
図4 データソースウィザード:画面4

 次の画面には、データベース内のすべてのメタデータのツリーリストが表示されます。[Tables]ノードを展開し、このデータセットで必要なテーブル(「Orders」、「Order Detail」、および「Products」)を選択します。

図5 データソースウィザード:画面5
図5 データソースウィザード:画面5

 この画面を終了する前に、データセットに適切な名前を割り当てます(初期のベータ版の中には、データセットの名前を正しく変更できないものがありました)。この例では、データセットの名前を「NorthwindDataSet」から「OrdersDataSet」に変更する必要があります。

 ウィザードを終了すると、3つのテーブルが含まれるデータセットがプロジェクトに追加されます。

図6 作成されたデータセットの外観
図6 作成されたデータセットの外観

 このデザインサーフェイスでは、サーバーエクスプローラ(Standardバージョンではデータベースエクスプローラ)からさらに別のテーブルをドラッグし、データセットに追加することができます。この後の手順で、コンボボックスの参照のために「Customers」テーブルと「Employees」テーブルを追加する必要があります。

 テーブルを編集するには、見出しを右クリックし、ドロップダウンメニューから[Configure]を選択します(または、最上部の[Data]メニューをクリックし、[Configure]を選択します)。

図7 構成ウィザード:1ページ目
図7 構成ウィザード:1ページ目

 テーブルアダプタのSQLを視覚的に編集するには、[Query Builder]ボタンをクリックします。この例では、姓と名を組み合わせたFull Nameフィールドをコンボボックスに指定します。

 [Advanced Options]ボタンをクリックし、UpdateメソッドとDeleteメソッドを生成するオプションを無効にすることもできます。このテーブルは参照専用で、編集は行わないからです。[Next]ボタンをクリックし、FillGetDataUpdateの各メソッドの詳細オプションを設定した後、ウィザードを終了します。「Customers」テーブルについても、この設定を繰り返します。

次のページ
プレゼンテーション層

この記事は参考になりましたか?

japan.internet.com翻訳記事連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

japan.internet.com(ジャパンインターネットコム)

japan.internet.com は、1999年9月にオープンした、日本初のネットビジネス専門ニュースサイト。月間2億以上のページビューを誇る米国 Jupitermedia Corporation (Nasdaq: JUPM) のニュースサイト internet.comEarthWeb.com からの最新記事を日本語に翻訳して掲載するとともに、日本独自のネットビジネス関連記事やレポートを配信。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

David Catherman(David Catherman)

CMI Solutions所属。データベースアプリケーションのデザイン/開発に20年以上の経験を持ち、ここ4、5年は特にMicrosoft .NETとSQL Serverに仕事が集中している。現在はCMI Solutionsのアプリケーション設計者および上級開発者であり、Visual Studioと...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/343 2006/04/11 19:13

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー