ビジネスルール管理システムやデータ可視化製品を手がける仏ILOG社は24日、Adobe Flex向けコンポーネント製品の新版「ILOG Elixir 2.0」の日本語版をリリースした。主にエンタープライズアプリケーションで有用なコンポーネントだ。
同社のWebビジュアライゼーション・テクノロジを担当しているシニア・プロダクト・マネージャ Erwan Paccard氏、およびDamien Garbarino氏にきいた「ILOG Elixir 2.0」の特徴について紹介する。
![Erwan Paccard氏(左)と、Damien Garbarino氏(右)](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/3569/fig00.jpg)
なお、今年の頭に同社はIBM社による買収完了が発表されており、2009年の半ば頃までに、IBM社のWebSphere事業部に統合され、製品名も「IBM ILOG Elixir」になる予定のようだ。
ILOG Elixir 1.0で実装されていた7つのコンポーネント
ILOG Elixir 1.0は2008年2月26日に発売が開始された、データを可視化するためのFlex向けコンポーネント群。同年の9月以降、日本での採用も増え始め、普及率が加速しているという。「3Dチャート」「ゲージとダイヤル」「ベクター形式のマップ」「組織図チャート」「リソース・ガントチャート」「ツリーマップ」「レーダーチャート」の、7つのコンポーネントを包括していた。
![3Dチャート(左)、ゲージ(右)](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/3569/fig11.gif)
![ベクター形式のマップ(左)、リソース・ガントチャート(右)](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/3569/fig12.gif)
![組織図チャート](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/3569/fig13.gif)
![ツリーマップ(左)、レーダーチャート(右)](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/3569/fig14.gif)