米Microsoftでは今週(4月第3週頃)、IE8をWindows Updateで提供する予定だ。これにより、IE7までのユーザーがWindowsの自動更新でIE8に移行できる。一方、日本のマイクロソフトでは、日本でのIE8の自動更新による提供の時期はまだ交渉中だとしている。
米Microsoftでは今週(4月第3週頃)、IE8をWindows Updateで提供する予定だ。これにより、IE7までのユーザーがWindowsの自動更新でIE8に移行できる。一方、日本のマイクロソフトでは、日本でのIE8の自動更新による提供の時期はまだ交渉中だとしている。
ただし、これまでにIE8のβテスト版やRC版をインストールしていた利用者に対しては、日本でも既に提供が始まっており、セキュリティの観点からも正式版にアップデートするように促している。
また、これまでどおりIE6やIE7を使い続けるポリシーを立てている企業などでは、「Blocker Toolkit」を利用して、IE8の自動ダウンロードを防げる。
IE8の自動更新は、Windows XPでは「優先度の高い更新プログラム(High-Priority)」、Windows Vistaでは「重要(Important)」な更新として通知される。通知を受け取ったユーザーには、「Internet Explorerへようこそ」の画面が表示され、ユーザー自身がインストールするかしないかを選択できるようになっているため、知らないうちにIE8に更新されることはないようだ。
【関連リンク】
・Windows 開発統括部 Blog:IE8の自動更新について(IEBlog 補足)
・IEBlog:Prepare for Automatic Update distribution of IE8
・Download details:Toolkit to Disable Automatic Delivery of Internet Explorer 8
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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