米Sunと米Oracleは4月20日、OracleがSunを買収することで合意したと発表した。Oracleは1株あたり9.50ドルでSunの株を買収、取引総額は約74億ドルにおよぶ。
米Sunと米Oracleは4月20日、OracleがSunを買収することで合意したと発表した。
ハードウェアとOS(Solaris)を持ち、Javaを中心にIT開発分野にも強いSunと、世界トップシェアのデータベースOracleが統合されることで、ハードウェアやデータストレージからアプリケーションまでを1社でオールインワン提供できる強力な企業が登場した。
また、SunはJavaと統合して開発環境を提供するため、データベース基盤としてMySQLを買収(2008年1月)しており、重複するデータベース製品をどう整理するのかも注目される。なお、MySQLのストレージエンジンInnoDBは、既に買収によってOracleが所有している。
Oracleは1株あたり9.50ドルでSunの株を買収、取引総額は約74億ドルにおよぶ。Sunの保有している現金や負債を考慮すると、実質の価値は56億ドルになるとしている。
【関連リンク】
・Oracle and Sun
・Oracle Buys Sun
・Sun and Oracle
・Media Kit: Oracle to Acquire Sun
- 修正履歴
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- 2009/04/21 12:54 追記しました。
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