Mozilla Foundationは21日(現地時間)、オープンソースのWebブラウザ「Firefox 3.0.12」をリリースした。Firefox 3.0系列のセキュリティの脆弱性を修正した安定版で、重要度が「高」または「最高」のセキュリティ問題が6つ修正されているほか、3.0.11で生じた問題が解決された。
Mozilla Foundationは21日(現地時間)、オープンソースのWebブラウザ「Firefox 3.0.12」をリリースした。Firefox 3.0系列のセキュリティの脆弱性を修正した安定版で、重要度が「高」または「最高」のセキュリティ問題が6つ修正されているほか、3.0.11で生じた問題が解決されている。
Firefox 3.0.12で修正されたセキュリティアドバイザリは、ブラウザエンジンのいくつかのバグなどで、これらはすべてFirefox 3.5(または3.5.1)でも既に対策されている。また、Windows XP上でJavaプラグインにアクセスするとフリーズすることがあるバグなどが修正され、安定性が高まっている。
Firefox 3.0系列利用者には、48時間以内に自動更新が通知される。なお、Firefoxは既に新しいバージョン3.5系列がリリースされており、3.0系列のセキュリティ更新は2010年1月で打ち切られる。Mozilla Foundationでは、Firefox 3.5への移行を推奨している。
【関連リンク】
・Firefox 3 リリースノート
・Firefox 3.0.12 security and stability release now available
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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