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PowerShell 2.0の新機能

PowerShell 2.0の新機能(2)
――リモート処理編

PowerShell 2.0のリモート処理

対話型接続してみよう

 今度は操作する側のPowerShell 2.0を起動してください。

 リモートコンピュータに接続するには

Enter-PSSession リモートコンピュータ名

と入力します。

 例えば、HIRO-WIN7というリモートコンピュータに接続するには

PS> Enter-PSSession HIRO-WIN7

と入力します。

 接続に成功すると図3のように、先頭の[]の中に接続されたマシン名が表示され、その後ろにはリモートコンピュータのカレントディレクトリが表示されます。

図3 リモート接続
図3 リモート接続

 この状態で dirコマンドを実行すると、リモートコンピュータでコマンドが実行され、図4のようにリモートコンピュータのカレントディレクトリ内にあるファイルの一覧を表示します。

図4 リモート接続でdirコマンドを実行
図4 リモート接続でdirコマンドを実行

 このように、リモートコンピュータに対してPowerShellのコマンドレットを使用することが可能です。

 Enter-PSSessionコマンドレットによる対話型接続を終了するには、

 Exit-PSSession

または

 Exit

と入力します。

一時的なセッションと永続的なセッション

 PowerShellが実行される環境はセッションと呼ばれます。

 実はPowerShellを起動すると自動で1つのセッションが作成され、このセッション上でコマンドを実行しています。このセッションはリモートコンピューター上にも作成することができ、先ほどのEnter-PSSessionコマンドレットによる接続では、リモート処理用のセッションを作成してコマンドを実行しているというわけです。

 しかし、Enter-PSSessionコマンドレットでは、1度に1つのセッションしか作成できないため、他のリモートコンピューターに接続するには一度セッションを終了しなければなりません。セッションを終了すると、これまでそのセッション上で操作していたすべてのデータ要素が消えてしまいます(図5)。

図5 セッションの終了
図5 セッションの終了

 一方、この一時的なセッションとは別に、永続的なセッションを作成することも可能です。永続的なセッションはPSSessionと呼ばれ、一度に複数のセッションを作成することもできます。これにより複数のリモートコンピュータに対して同時にコマンドを実行することができます。

 次項では永続的なセッションを作成し、コマンドを実行する方法について学んでいきましょう。

次のページ
永続的なセッションの作成と削除

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この記事の著者

HIRO(ヒロ)

HIRO's.NETのHIROです。とある半導体工場のSEです。VB.NET, C#, PowerShellによるプログラミングを楽しんでいます。最近はBlog でPowerShellについて書いています。2008/07/07にPowerShell from Japan!!というサイトを立ち上げまし...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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