対話型接続してみよう
今度は操作する側のPowerShell 2.0を起動してください。
リモートコンピュータに接続するには
Enter-PSSession リモートコンピュータ名
と入力します。
例えば、HIRO-WIN7というリモートコンピュータに接続するには
PS> Enter-PSSession HIRO-WIN7
と入力します。
接続に成功すると図3のように、先頭の[]の中に接続されたマシン名が表示され、その後ろにはリモートコンピュータのカレントディレクトリが表示されます。
この状態で dirコマンドを実行すると、リモートコンピュータでコマンドが実行され、図4のようにリモートコンピュータのカレントディレクトリ内にあるファイルの一覧を表示します。
このように、リモートコンピュータに対してPowerShellのコマンドレットを使用することが可能です。
Enter-PSSessionコマンドレットによる対話型接続を終了するには、
Exit-PSSession
または
Exit
と入力します。
一時的なセッションと永続的なセッション
PowerShellが実行される環境はセッションと呼ばれます。
実はPowerShellを起動すると自動で1つのセッションが作成され、このセッション上でコマンドを実行しています。このセッションはリモートコンピューター上にも作成することができ、先ほどのEnter-PSSessionコマンドレットによる接続では、リモート処理用のセッションを作成してコマンドを実行しているというわけです。
しかし、Enter-PSSessionコマンドレットでは、1度に1つのセッションしか作成できないため、他のリモートコンピューターに接続するには一度セッションを終了しなければなりません。セッションを終了すると、これまでそのセッション上で操作していたすべてのデータ要素が消えてしまいます(図5)。
一方、この一時的なセッションとは別に、永続的なセッションを作成することも可能です。永続的なセッションはPSSessionと呼ばれ、一度に複数のセッションを作成することもできます。これにより複数のリモートコンピュータに対して同時にコマンドを実行することができます。
次項では永続的なセッションを作成し、コマンドを実行する方法について学んでいきましょう。



