タブパネル
タブパネルをスムーズに作成できるようにサポートしたモジュールTabviewの説明を行います。タブを押してページをめくる例題を作成してみましょう。以下が例題起動時の画面です。V3ではV3.1.0から導入されました。
以下のリスト5を見てください。
YUI().use("tabview", function(Y) { var tabview = new Y.TabView({srcNode:'#demo'}); //(1) tabview.render(); //(2) }); </script> </head> <body class="yui3-skin-sam"> <h4>tabview</h4><br> <div id="demo"> //(3) <ul> <li><a href="#top">トップ</a></li> <li><a href="#list">一覧表</a></li> <li><a href="#ask">お問い合せ</a></li> </ul> <div> <div id="top"><p>トップページ</p></div> <div id="list"><p>一覧表ページ</p></div> <div id="ask"><p>お問い合せページ</p></div> </div> </div> </body>
(1)で表示場所を指定し、(2)で表示します。tabviewを使用するためには、DOMの書き方にルールがあります。(3)を見てください。<div id="demo">で囲っている部分があります。<ul>で題名と飛び先を指定します。</ul>の次の行で、飛び先には、それぞれのコンテンツを書いています。CSSは、bodyにclass="yui3-skin-sam"を指定しています。この例では表示内容をbodyにかきましたが、表示内容もすべてYUI3の中で書くこともできます。以下のリスト6を見てください。
YUI().use("tabview", function(Y) { var tabview = new Y.TabView({ children: [{ label: 'トップ', content: '<p>トップページ</p>' }, { label: '一覧表', content: '<p>一覧表ページ</p>' }, { label: 'お問い合せ', content: '<p>お問い合せページ</p>' }] }); tabview.render('#demo'); });
表示内容を動的に変更したいときに便利です。
まとめ
ウイジェットのモジュールを説明しました。モジュールの中でも、作成してすぐ形が見えるものは、とても親しみやすいと思います。次回は、プラグインのモジュールについて説明したいと思います。