格安VPSサーバで実用的なRuby on Railsアプリ運用環境を構築する
ServersMan@VPSにおけるRoRアプリ運用環境 最短構築手順
MySQLの設定
MySQLのインストールはyumで行います。また、RubyからMySQLに接続するためのライブラリに必要なパッケージmysql-develもインストールします。
# yum install mysql-server # yum install mysql-devel
初回起動時に以下のコマンドでMySQLのrootパスワードを設定します。
# /etc/init.d/mysqld start # mysqladmin -u root password 'パスワード'
PHPの設定
phpMyAdminを動かすために、PHPをphp、php-mysql、php-mbstringの最小構成でインストールします。php-mysqlはPHPからMySQLに接続するための、php-mbstringはPHPで日本語を扱うためのモジュールです。
# yum install php php-mysql php-mbstring
また、phpMyAdminではセッションを利用しますので、以下のコマンドでPHPのセッションを保存するためのディレクトリの権限を書き込み可能にしておきましょう。
# chmod 777 -R /var/lib/php/session/
phpMyAdminの設定
PHPがインストールできたら、続いてphpMyAdminをインストールします。以下のコマンドでアーカイブを取得後、「/opt」以下のディレクトリに展開し、展開後のディレクトリ名を「phpMyAdmin」とリネームします。
# cd /opt # wget http://sourceforge.net/projects/phpmyadmin/files/FphpMyAdmin/F2.11.10/FphpMyAdmin-2.11.10-all-languages.tar.gz/download # tar xvzf phpMyAdmin-2.11.10-all-languages.tar.gz # mv phpMyAdmin-2.11.10-all-languages phpMyAdmin
MySQLを接続するための設定はconfig.inc.php内に記述します。config.inc.phpは「libraries/config.default.php」にひな型ファイルがありますので、このファイルをリネームして作成します。
# cd phpMyAdmin # cp libraries/config.default.php config.inc.php
config.inc.phpで変更するのは以下の箇所です。MySQLのユーザー(root)に対して、前項で設定したパスワードを設定します。
$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root'; $cfg['Servers'][$i]['password'] = 'パスワード';
以上の設定でphpMyAdminは利用できます。phpMyAdminはセキュリティ上の理由から、ドキュメントルートの外に配置して、エイリアス設定を行います。本記事では「/opt」以下にphpMyAdminを設置して、「/etc/httpd/conf.d/」ディレクトリに設定ファイル「phpMyAdmin.conf」を作成するものとします。
Alias /phpMyAdmin/ "/opt/phpMyAdmin/"
<Directory "/opt/phpMyAdmin/">
Options -Indexes FollowSymLinks MultiViews Includes ExecCGI
AcceptPathInfo On
AllowOverride All
Allow from all
</Directory>
また、以下のコマンドで基本認証のための.htpasswdを作成します。
# htpasswd -c /etc/httpd/conf/.htpasswd ユーザー名 # New password: # Re-type new password: Adding password for user ユーザー名
「ユーザー名」には任意のユーザー名を指定します。その後にパスワードを2回入力して、基本認証のためのユーザーとパスワードを設定します。その後に、「/opt/phpMyAdmin」ディレクトリに、.htaccessを作成してください。
AuthType Basic AuthUserFile /etc/httpd/conf/.htpasswd AuthGroupFile /dev/null AuthName "Enter password" Require valid-user
Apacheを再起動後、VPSのドキュメントルートに関わらず、「http://[ドメイン]/phpMyAdmin/」のアドレスで、基本認証が課せられたphpMyAdminにアクセスできます。
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- この記事の著者
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山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)
静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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WINGSプロジェクト 片渕 彼富(カタフチ カノトミ)
<WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書、記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook
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