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格安VPSサーバで実用的なRuby on Railsアプリ運用環境を構築する

ServersMan@VPSにおけるRoRアプリ運用環境 最短構築手順

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2010/09/01 14:01

目次

RoRとApacheの連携

 RoRで作成したアプリケーションをApache上で動かすために、Phusion Passengerをインストールします。Phusion PassengerはRubyGemを通してインストールします。

リスト21 Phusion Passengerインストール
# yum install httpd-devel
# gem install passenger
# /opt/ruby-1.8.7-p299/lib/ruby/gems/1.8/gems/passenger-2.2.15/bin/passenger-install-apache2-module 

 インストール後にコマンドラインに以下のように表示されます。

passengerインストール後
passengerインストール後

 「/etc/httpd/conf.d/」ディレクトリの配下に、上記を例にRoRアプリケーション用設定ファイルを作成します。

 例えば、RoRで「/var/www/html/sample」というディレクトリに作成したアプリケーションを指定したドメイン名で公開する場合はhttpd.conf内の「NameVirtualHost *:80」のコメントを外して「/etc/httpd/conf.d/」以下に「sample.conf」という設定ファイルを作成します。

リスト22 httpd.confのコメントを外す部分
NameVirtualHost *:80
リスト23 sample.conf
<VirtualHost *:80>
  ServerName [ドメイン名]
  DocumentRoot /var/www/html/sample/public
  <Directory /var/www/html/sample/public>
     AllowOverride all
     Options -MultiViews
  </Directory>
</VirtualHost>

 RoRで作成したアプリケーションの「public」ディレクトリをDocumentRootにします。

 他にもRoRで作成したアプリケーションを公開する場合は、上記sample.confと同様の設定ファイルを作成して「/etc/httpd/conf.d/」以下に配置します。

 ServersMan@VPSではグローバルIPアドレスが付与されていますので上記の例のようにApacheのVirtualHost設定を有効にして、複数のドメインのサイトを契約した1つのVPSで運営することも可能です。

まとめ

 Webアプリケーション開発のために新しいサーバーを準備するのは非常に手間がかかる作業です。

 しかし、ServersMan@VPSでは利用料金の安さと利用開始まで待つ必要がないこと、マニュアルや管理ツールが充実していること、何かあった際にはVPS環境をすぐにリセットできることといったメリットがあり、手軽にサーバーのカスタマイズを試すことができます。まだVPSを利用されていない方も、次の機会に格安のServersMan@VPSを利用してみてはいかがでしょうか?



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著者プロフィール

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XM...

  • WINGSプロジェクト 片渕 彼富(カタフチ カノトミ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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